葬儀後のお礼

挨拶回り(寺院・ご近所・葬儀世話役・病院・施設・職場など)

お葬式でお世話になった方、故人が生前お世話になった方や、在職中であった場合は職場などにご挨拶に伺います。服装は喪服・準喪服、もしくは地味な色合いの平服でも構いませんが、寺院へのご挨拶だけは喪服が一般的です。

寺院へのお礼

寺院へのお礼は、一般的に葬儀の翌日に御布施を持って伺います。ご先祖のお墓があればお葬式でいただいたお花を持参し、お墓参りも一緒に行うとよいでしょう。
(初七日の時にお礼が済んでいる場合や、寺院から日時の指定がある場合は翌日とは限りません。)
御布施は袱紗に包んで持参します。
お布施をお渡しするときには袱紗から出し、表書きが相手に読める向きで切手盆(お盆)に載せて御布施をお渡しします。

寺院へのお礼の文例

先日は〇〇の葬儀に際し、大変ご丁寧なお勤めをたまわりまして、まことにありがとうございました。
お蔭様で無事葬儀をとり行うことができました。
今後の法要などもどうぞよろしくお願いいたします。

※このタイミングで忌明け法要の予定も確認できるとよいでしょう。檀家さんの多い寺院の場合、時期によっては希望日時に法要が行えない場合もあります。

ご近所・葬儀世話役の方へのお礼

お世話になった方や親しかった方へのご挨拶も、なるべく日を開けずに伺いましょう。

一般葬の場合のご近所へのお礼の文例

生前中は何かとお世話になり、ありがとうございました。
葬儀に際しましては色々とご迷惑をおかけしまして申し訳ありませんでした。
お蔭様で滞りなく済ませることができました。
〇〇は旅立ちましたが、残された家族で頑張ってまいります。
今後とも変わらぬお付き合いをよろしくお願いいたします。

家族葬の場合のご近所へのお礼の文例

〇〇は□月□日に死去いたしました。
すぐにお知らせすべきではございましたが、誠に勝手ながら故人の強い希望により、葬儀は「家族葬」として近親者のみで済ませました。
生前中はお世話になりまして本当にありがとうございました。
〇〇は旅立ちましたが、残された家族で頑張ってまいります。
今後とも変わらぬお付き合いをよろしくお願いいたします。

病院など施設へのお礼

入院・治療費等の支払いが済んでいない場合は、早めに清算に伺いましょう。
また、入院が長かった場合や老人ホームなどの施設の場合、家族同様にお世話してくださった方もいらっしゃると思います。数日のうちにはご挨拶に伺うとよいでしょう。

病院・施設の方へのお礼の文例

〇〇入院中(入所中)には、大変お世話になり、ありがとうございました。
皆様のお蔭で〇〇は本当に安らかに旅立っていくことができました。
葬儀も滞りなく済ますことができました。
皆様もどうかご自愛ください。
本当にありがとうございました。

職場へのお礼

故人が在職中であった場合、職場に私物が残されていることがあります。お世話になった職場の方へのご挨拶と共に、会社での手続き(死亡退職届や社員証・バッジの返還など)や私物の引き取りに伺いましょう。

職場の方へのお礼の文例

〇〇の妻(長男)でございます。
先日の葬儀に際しましては、大変お世話になり、誠にありがとうございました。
また、〇〇生前中、皆様にいろいろお世話になりましたこと、故人に代わり厚くお礼申し上げます。
〇〇の遺品がございましたら持ち帰らせていただきますので、差支えなければ拝見させていただけないでしょうか?

※職場の機密や個人情報保護の点から、遺族といえども立ち入りできないこともあります。
その場合は会社の方にお任せしましょう。

ご挨拶に伺えない方にはお礼状を出します

遠方や不在などで直接ご挨拶に伺えない方へ、また、葬儀には参列されなくても弔電や供物(お花・果物など)・香典などをいただいた方、家族葬でお知らせをしなかった方などへも、お礼状をお出しできるとよいでしょう。